IFJ は、労働組合と専門家団体で構成される各国ジャーナリスト組合の世界連合です。 1926 年にパリで設立され、第二次世界大戦後はブリュッセルに移転し、過去 60 年間にわたりブリュッセルに拠点を置いています。
IFJ は、ベルギーの法律に基づいて、ジャーナリストの権利、基準、安全の促進に取り組む国際非営利団体である AISBL として法的に登録されています。また、真の報道の自由とジャーナリズムは、ジャーナリストが汚職、貧困、恐怖のない状況で活動できる場合にのみ達成できるという信念のもと、ジャーナリストの団結と労働条件の改善を促進します。
IFJの政策は3年ごとに開催される議会によって決定され、活動は選出された執行委員会の指示の下、ブリュッセルに拠点を置く事務局によって実行される。最後の会議は、2013年6月4日から7日までダブリンで開催されました。地域および国家プログラムは、アフリカ、アジア、ヨーロッパ、ラテンアメリカのIFJの地域事務所および組織を通じて実施されています。
MENA 地域における IFJ プロジェクトは、ジャーナリストを組織し代表する労働組合の能力を構築することを目的としています。ジャーナリストが強力で独立した民主的な組合によって組織され、代表されている場合、ジャーナリストは自分たちの権利をよりよく守り、公共の利益にかなった報道を行うことができます。プロジェクトは以下に焦点を当ててきました。
- ジャーナリストの安全を改善し、不処罰と戦う。
- ジャーナリストの権利のあらゆる侵害を監視、報告、キャンペーンします。
- ジャーナリズムの最高の倫理基準を推進します。
- ジェンダー平等を推進し、ジャーナリズムにおけるあらゆる形態の差別と闘います。
- 職場での権利を守り、汚職と闘い、メディア法を改革し、公共の利益にかなう民主的なメディア文化を創造します。
IFJは、南地中海地域を対象とするこれまでのEU資金による2つのプロジェクトで中心的な役割を果たしてきた。地中海ジャーナリストのためのヨーロッパ プログラムは、ENP 諸国内の EU/MEDA 関係に関する報道水準を向上させることを目的としていました。これは、EU 問題に関する専門的なレポートの作成方法についてジャーナリストを訓練し、地元メディア組織間の協力を強化することによって達成されました。
IFJ はまた、ヨーロッパ近隣ジャーナリズム ネットワーク (ENJN) のネットワーキング コンポーネントを導入しました。ENJN は、ユーロメッドおよび東ヨーロッパ近隣地域のジャーナリストにネットワークを開発し、トレーニングの機会を提供することを目的としています。
このプロジェクトを通じて、IFJ は ENP 地域における既存のメディアネットワークの拡大と強化に成功しました。また、一連の 15 回のカンファレンスやその他のイベントも企画され、合計 1,000 人の参加者が参加しました。
